ビジネスパーソンに必要なものとは

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ビジネスパーソンに必要なものについて

ビジネスパーソンに必要な要素

出典:https://criacao.co.jp/column/yoshiteru-kanda/内面的力/
就職活動や転職活動において、自分の市場価値を測る基準として「ビジネスパーソンに必要な要素」を把握しておくことは非常に大切です。
上記の図は、ビジネスパーソンに求められる要素=人材要件フレームを体系的に表現した図です。
ビジネスパーソンとしての価値を構成する要素は、先天的に獲得できる傾向が強い「素養・志向」と、後天的に習得できる傾向が強い「スキル」の2種類に大別することができます。

各要素の詳細

素養・志向

ビジネスパーソンに求められる要素において、先天的に獲得できる傾向が強いものが「素養・志向」です。この先天的な人材要件は、「ポテンシャル」と「スタンス」の2つで構成されています。
ポテンシャル
ポテンシャルとは、ビジネスパーソンとしての知的基礎能力を指します。
一般に「潜在能力」「可能性」「将来性」と表現されるもので、仕事を通じて成長するための基礎的な能力にあたります。
特に新卒採用において、重要視される人材要件です。
スタンス
スタンスとは、物事に対する姿勢や志向、組織上の立場を指します。
業務を進める上での、取り組み姿勢や役割に大きく影響します。「性格」「価値観」「キャリア観」は人によって多岐に渡っており、いろんな種類のスタンスを持ったビジネスパーソンがいます。

スキル

ビジネスパーソンに求められる要素において、後天的に獲得できる傾向が強いものが「スキル」です。この後天的な人材要件は、「ポータブルスキル」と「テクニカルスキル」の2つで構成されています。
ポータブルスキル
ポータブルスキルとは、特定の業種・職種・経歴にとらわれない汎用性のある能力を指します。
「責任感」「積極性」「冷静沈着」など、どんなビジネスシーンにおいても発揮される能力で、業種・職種・経歴の枠を超えて活用できることから「ポータブル=携帯可能な」の名を冠しています。
またポータブルスキルはその特性から、さらに「対自分力」「対人力」「対課題力」の3種類に分類することができます。
新しい業務への挑戦や、環境が変化する場面など、適応と順応が求められる時に特に役立つスキルのため、配属変更や中途採用において重要視される人材要件です。

ポータブルスキルの詳細は、以下の記事で紹介しています。

2025年4月14日 | ETHAN BLOG
better life, more yourself
ビジネスパーソンに必要な「ポータブルスキル」/
テクニカルスキル
出典:https://no-walls.jp/beatteam
テクニカルスキルとは、実際の業務を遂行するにあたって必要となる専門的な知識や技術のことを指します。
人事評価や人材マネジメントにおいて最も大きく考慮されるスキルであり、特定の領域における業務遂行能力の主要な指標です。
一方で専門性の高い能力であるため、他業種や職種への転用が難しいという側面もあり、特定の分野に特化したテクニカルスキルのみを保有している状態は、市場価値の維持・向上という観点でリスクとなる場合もあります。
なお「語学力」や「ITスキル」など、携帯性と専門性を兼ね備えるようなスキルは「リテラシー」と呼ばれることもあります。

まとめ

今回はビジネスパーソンに必要な要素を紹介しました。
先天的傾向の強い「素養・志向」の構成要素は「ポテンシャル」と「スタンス」、
後天的傾向の強い「スキル」の構成要素は「ポータブルスキル」と「テクニカルスキル」でした。
自分の市場価値を正しく分析して、自分らしいキャリアプラン・キャリアパスを描いていきましょう。

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